TCをおえて

初めに言っておきますがほぼ愚痴ばかりの文になります。ご容赦下さい。

先日シアターチャレンジという投票型のイベントがミリシタで行われました。参加した方々お疲れ様でした。

まず私はこのゲームに限らず投票イベントというものが大嫌いです。公式がキャラに順位を付けることを販促するという事自体信じられません。しかしこれは個人の好き嫌いの問題なので今は置いておきます。


ではミリシタの投票イベントシアターチャレンジ(以下TC)について。

3つのテーマに5つの役が有り、それぞれに合っていると思うアイドルに投票するというもの。それぞれの役1位になったアイドルには出番と曲と衣装が与えられます。ドラマパートが収録されたCDも出ます。以前にもTAとTBという内容の同じ投票イベントが開催されました。

765ASを除いたアイドルは39人なので15/39が役を与えられるということになります。今までは。

前回までは765ASのメンバーは投票対象外だったため、他人事のような気持ちで臨んでいました。しかしいつだったかの生放送で、シリーズとしては三回目となる今回のTCではASメンバーも投票対象になるということが発表されました。私の率直な気持ちは「最悪だ」でした。

上でも言いましたが、先ずもって自分の好きなアイドルに順位を付けるという行為自体が私は嫌です。見るだけなら構いませんが参加したくありません。しかし、大きな特典が付く以上参加しないわけにもいきません。ということでしっかり課金はしつつもしぶしぶ参加することにしました。


まとまりが無くなりそうなのでこの投票企画に、765ASの13人が参加することで起こり得る事象について箇条書きで考えてみます。


良い事

・話題性がある・盛り上がる

これはミリシタ全体に言えることでしょう。投票企画というものは話題性のあるもので、発信される情報も増えるため非常に賑わいます。今回は765ASも参加するということで、長らく放置していたが久しぶりにログインしたという人もかなりいるかと思います。新規に始めたという人もいるかもしれません。瞬間的にかもしれませんがアクティブ数は間違いなく増えます。


・集金効果がある

人が増えれば売り上げも増える。更にガシャに100票付けたこともありかなりの売り上げが上がったでしょう。アイマスも商品なのでこれについては何も言いません。


・出番が増える

1位になったアイドルは役が貰え曲が貰え衣装が貰えボイスドラマが貰え、ゲーム内イベントに登場しカードも実装されます。自分が投票したアイドルが活躍してくれれば嬉しいしモチベも上がります。765ASメンバーは今まで対象外だったことに加え、ミリシタ内での出番もシアター組に比べ少ない(なぜかプラチナスターツアーからも除外されている)ので、今回は大チャンスだと意気込んでいた方も多いと思われます。


・アイドルを紹介するいい機会

この型のイベントの特色でもあるTwitter等での「ダイマ合戦」、これこそプロデュースですよね。自分の担当アイドルを紹介するのにこれ以上無い機会です。

事実私も、前回のTBではダイマツイートを見て百瀬莉緒さんに全票入れました。今回は前回までに比べ浮動票は少なくなるとは思いますが、それでもダイマの効果は絶大です。

明らかにSNSが活気づきイラスト等の二次創作も増えます。


良くない事

・明確に勝ち負けが出る

順位・票数が出るため自分の担当アイドル、票を入れたアイドルがどの程度の位置にいるのか一目でわかってしまいます。所謂人気投票とは違いますが、やはり担当Pの数というのはかなり大きく戦局に関わってきます。そのため特定のアイドルの票が安定して伸びるという事態は当然起こります。これは投票企画では当たり前のことですが、1位と2位で天と地ほどの差があるこの企画においてはまったく他人事ではありません。そもそもスタートラインが違うんです。

また、1位を勝ち取ることが出来なかったアイドルに票を入れた人が、「1位のアイドルがこの枠にいなければ」と思うことも少なからずあると思います。人間なので当たり前です。そのアイドルはヘイトの対象にもなり得ます。これが投票企画の弊害。


・そのヘイトの対象が明らか

765AS組ですよね。シアター組が好きでミリシタをやっている人達からしたら「なんで今更?」でしょう。分子はそのままで分母が増えるだけに限らず、人気の計り知れない13人が順位表に殴り込んで来るわけですよ。今までは37人もしくは39人で争っていたわけですから「いい迷惑」以外の何物でもありません。

そんなことは無い、正々堂々勝負がしたいと綺麗事を言う人もいるかと思いますが、事実私は765ASの13人に向けられた心無いツイートを大量に見かけました。本当に悲しくなるぐらいに。まぁこうなることは企画の段階から明らかにわかっていたとは思いますが、ミリシタ運営はそれを秤にかけても目先の集金・話題性を優先したってことですよね?


・コンベンションセンターの存在

今回から実装されたコンベンションルームというシステム。このシステムが大いに波紋を呼びました。

アイドル毎に誰でも書き込みが出来る場が用意されたのですが、「ほぼ誰でも書き込みが出来る」「アカウントとの紐付けがされていないため特定がされない」「どのアイドルのコンベンションセンターにも移動できる」といったガバガバ仕様だったため、良くも悪くも利用されてしまいました。

勿論、同担当アイドルP達で意思の疎通がしやすいですし、交流の場になり良い事づくしです。しかし順位付けをする企画の元の場である以上、誰でもノーリスクで書き込みが出来てしまうため誹謗・中傷を狙った書き込みや工作は必ず生まれます。


・ASvsシアター対立煽り

こうして生まれる対立煽りの構図。そらそうなるよね。穿った見方しか出来ない私にしてみれば、むしろ今回は運営が全力で対立してくれと言っているようにしか思えませんでした。

まず現れたのが春香担当を自称した工作、もしくは過激派。私は工作だと思っていますが。

近未来アウトサイダーの上位をASで埋めよう!という意見が春香Pの総意であると勝手に言いふらし、ということで降りて下さい・ASに投票して下さいという書き込みを他コンベにして周るという中々の暴走っぷり。

これにより対立の構図を作ると同時に春香・春香Pの印象を下げようという魂胆なのでしょう。よくもまぁ考えますよねこんなこと。工作ではなく大真面目にやっているという可能性もありますが、それにしたってこれは総意であるという嘘を吐いていることに変わりは無いです。いきなりこのような書き込みをされた陣営からしたら「春香Pは一体何を考えているんだ?」と思うでしょう。もうこの時点で印象を下げるということに成功しています。


また、Twitterで期間中にも関わらず千早Pは工作をしているのでは?みたいな記事も話題になりました。私も読みましたが、特にその記事にそこまでの内容は感じ取れませんでした。が、内容がダスクを争っている千早と瑞樹のものだっただけに当事者達にしてみたらたまったもんじゃありませんよね。こんなものまで対立煽りと言われてしまう程に。

これにより千早の票数は不正という根も葉も無い噂が立ちました。君達は自分の担当をプロデュースするより他のアイドルの評判を下げる方が得意なのか?

とまぁ、これらは目立った一例に過ぎませんがこういった要因が重なりASvsシアター組という謎の風潮は間違いなく広まりました。結果的に広まったからどうなったかというと、それはわかりませんが。


少し何か言うと対立煽りと言われ、コンベも匿名性のため誰が味方で誰が敵かもわからない。検索すればアイドルの悪口が出てくる。もう地獄でしょ。見るに堪えない。

出番を争う仕様上ヒリつくのは当然、荒れるのは当然、運営が荒れる場を喜んで作ってくれているんですから、いやはや感服します。

これコンテンツの寿命縮めてませんか?まだ結果は出ていませんが、結局は人気投票と変わらなくないですか?勿論例外は有りますが、アニバイベのボーダーが低かったアイドルで今回1位を勝ち取れたアイドルが何人いますか?



色々と愚痴を書きましたが、こんなうるさい事考えている人間は一握りだと思います。一部が愛想を尽かしてゲームを辞めたところで運営には何の影響もありません。企画としては大いに成功だと思いますおめでとうございます。だからこれは本当にただの愚痴です。


最後まで激戦を繰り広げ、ドラマを生んだアイドル達、P達もたくさんいました。

コンベ内での雑談・企画等もこういった形のイベントだったからこそ生まれたものだと思います。良い悪いは別にしてもとにかくTC期間中はミリシタ内に活気がありました。

今後は同じようなイベントがあったとしても、もう少し多くの人が満足できるような改善がされているといいなと思います。特にいじるべきはやはりコンベ周りでしょうか。

Amusement Place

サブカルチャー保管庫

0コメント

  • 1000 / 1000